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ジーニアス・ファクトリー

ジーニアス・ファクトリー

天才の遺伝子は天才を生んだか?
現代の優生学から誕生した200人のバンク・ベイビー。
ドナー、母親、そして成長した子供たちが
家族の絆を求めて守秘を破るとき、
その驚くべき実体が明らかに!

社会に実績を残した優秀とされる精子のみが登録された精子バンクの話を初めて聞いた時は驚いたものだ。しかし、1999年に資金難で閉鎖されたことは知らなかった。
本書はここから「製造」された、天才の遺伝子を持つ子供たち、母親のその後を追ったドキュメント。野次馬的興味で購入。




闇の展覧会 敵 (ハヤカワ名作セレクション ハヤカワ文庫NV 1089)

闇の展覧会 敵 (ハヤカワ名作セレクション ハヤカワ文庫NV 1089)

恐怖で壊れるあなたの心
SF、ホラーの名手だちが奏でる、九つの異形の戦慄
解説:浅暮三文

ハヤカワ名作セレクション。82年に二分冊で出たものが三分冊の新装版で復活。




快盗ルビイ・マーチンスン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

快盗ルビイ・マーチンスン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

思わずニヤリ、ちょっとシミジミの連作集
山本一力氏(作家)解説
初めて読むかたは、
まことに果報者である。

こちらもハヤカワ名作セレクション。「はまぞう」で出てこないと思ったら、「怪盗」ではなく「快盗」だった。
それはどれほど痛快な盗人ぶりかと思ったら、ことごとく失敗を重ねる連作短編なのだった。




空高く (クラシック・セレクション ハヤカワ・ミステリ文庫)

空高く (クラシック・セレクション ハヤカワ・ミステリ文庫)

家が飛んだ!?
MWA巨匠賞
CWAダイヤモンド・ダガー賞を受賞した
本格ミステリの巨人による衝撃作

こちらはクラシック・セレクション。1955年に発表され、日本では60年にポケミスから刊行された。半世紀近く経て、新訳で文庫化。




魔物を狩る少年 (創元推理文庫)

魔物を狩る少年 (創元推理文庫)

少年ハンターの恋と冒険
ロンドンを席巻し、人々を脅かす魔物たち。
少年は愛するひとを、そして世界を救えるのか
ゴシック・ファンタジー

私事ながら、東京から田舎へ転居して書店事情が著しく悪くなった。文庫の新刊は全部入ってこないし、ましてや翻訳ものはほとんど見かけない。それゆえに、ネット書店を利用することが多くなった。
ネット書店は便利だが、この文庫のように、書店で手にとって吟味したら買わなかっただろうなという本を買ってしまうこともある。
まあ、注文する際に迷ったことは確かだが、その主な原因はタイトルと値段と表紙。しかし内容紹介に惹かれるものがあったので結局購入したのだが。タイトルと装丁画は単なる好みの問題だが、1,100円という値段はどうよ。いや、創元推理文庫としては珍しくない値段だが、しかし値段の割にページ数(446頁)が物足りないような気がする。
それはさておき、ネット書店の良い点は、書店で手に取ると買わずにいたものを購入して案外それが良い出会いだったりすることだ。この本もそうであってくれるといい。




癒しの木 (文春文庫)

癒しの木 (文春文庫)

生まれるとき、
「癒し」があった……

文春文庫は、原題は全く違うのに同じ作家の本をシリーズもののようなタイトルにするのが好きね。




凶器の貴公子 (文春文庫)

凶器の貴公子 (文春文庫)

このミステリーがすごい!」1位作家、
『神は銃弾』の天才テランの最新作!
過たずに愛を受け取れるようになるまで、
人は何度、感情の死を迎えなければならないのだろう?
その語り愚痴はまるで冷たい稲妻。読者の心を切り裂く本作は、
《暴力の詩人》にしか書けない愛の物語でもあるのです。慄えて下さい。

最近、文春文庫の翻訳小説の帯はくさいな。
で、杉江松恋の巻末解説が長っ。




四谷怪談 (日本の物語絵本)

四谷怪談 (日本の物語絵本)

塩冶家の浪人、民谷伊右衛門はすさんだ暮らしをしていた。
そんな夫を岩はひたすら信じていたのだが……
……『東海道四谷怪談』の悪と善の物語……

岡田嘉夫の装画なので購入。糸綴じなので見開きの中央もきれいに見えるのが嬉しい。